平成28年4月3日(日) 京都山科大石神社 桜まつり|卜深庵の行事|卜深庵  

卜深庵の行事

平成28年4月3日(日) 京都山科大石神社 桜まつり

大石神社桜まつり
数日前よりの天気予報では4月3日は雨天とのことで危ぶまれていた桜まつりも、おかげさまで花曇りの暑くもなく寒くもない好天に恵まれました。
境内には樹齢80年とはいえ見事な大木である御神木大石桜(枝垂)があります。例年、大石桜は参道や境内各所の染井吉野に比べ早い開花ですが、今年は開花前に霜が降り、さくら祭に併せたように境内は百花満開の境内となりました。
例年、卜深庵はこの桜まつりの野点席を担当しています。今回で造園業の川崎泰大氏と数寄屋大工の木村全伸氏が中心となり、瓦で炉を作り、青竹3本を組んで道也作になる雲竜釜を釣り、紅葉絵の旅箪笥を用いて野点の点前で参会者にお茶を差し上げました。家元不徹斎宗匠の「祥春」と認められた短冊を青竹に立て、花は満開の桜とし、茶器は桜町天皇の宮廷歌壇の有力者であった江戸時代の公家日野資枝の好みで土佐光貞下絵になる桜蒔絵棗銘「山里」を用いました。茶碗は玉水焼の黒で一啜斎が「春雨」と命銘したもの、替に4月1日から連日催されている都をどりで戦前使われていた団子絵茶碗、そして宗旦四天王のひとり杉木普斎の茶杓「かけひ(筧)」、煙草盆に聿斎好みの木地の紙巻用の皆具、お菓子は桜餅でした。
珍しい趣向に来客者は花に目をやるのではなく、じっと点前をご覧になって楽しんでいただきました。








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