卜深庵の行事

平成28年5月4日(水・祝)第一回「松風の会」 枚岡神社

第一回「松風の会」

このたび卜翠会が後援して、野点を基本とし種々の趣向を凝らし、会員が気軽に茶会を催すことができるようにとの主旨で「松風の会」を立ち上げました。名前のいわれは利休居士の箱崎の茶会にちなんでいます(茶の湯研究「野点」参照)。

今回は、東大阪市の枚岡神社参集殿で、朝日輝幸・川崎泰大両会員が亭主となり催されました。枚岡神社はご祭神天児屋根命・比売御神の二神が春日大社に祀られたことから「元春日」とよばれています(リンク「枚岡神社」参照)。

「時鳥を聴く」というテーマで、寄付には時鳥に関する軸が種々掛けられ、また宗詮宗匠の時鳥の絵に枚岡神社中東弘宮司が「一声」と賛を認めた色紙と青竹の歌花筒が庭に立てられました。巨大な生駒石が据えられた庭中央の前に上敷きが敷かれ、その上におしゃれなガスコンロに銅製のやかんが掛けられ、オランダ製の革張色絵花鳥文盆に同じくオランダ製のミルクピッチャーを茶器に見立て、白備前の茶碗と不徹斎竹茶杓「時鳥」が用いられました。お菓子は端午の節句にちなみ柏餅が大正10年(1921)に木津家三代聿斎宗泉が献茶奉仕した時に撤下を受けた折敷に載せられ、また石切名物のラムネで朝日会員の盆点前によりお茶が出されました。また川崎会員が中世の「一服一銭」に倣い、「一杯十銭」の旗を掲げてこがしと鰯の干物をおしのぎが振る舞いました。(茶の湯研究「一服一銭」参照

天気予報によると当日は雨天ということでしたが、幸い快晴に恵まれ、中東宮司、名誉顧問の南宗寺住職田島碩應老師はじめ約40名のみなさんが新緑をめでつつお楽しみいただきました。
最後に枚岡神社中東弘宮司はじめ、同社職員のみなさんはじめ多くの方々の格別のご好意に厚く感謝申し上げます。

(夜半楽記)







小さい画像は選択(クリック・タップ)すると拡大表示されます。
拡大された画像の右半分を選択すると次頁、左半分を選択すると前頁へ移動します。



ページの先頭へ戻る