卜深庵の行事

平成28年6月3日(金)延暦寺伝教大師御影供献茶

梅雨の到来を感じさせる風が吹く平成28年6月3日。
比叡山延暦寺の重要文化財である大講堂において木津桜斎宗匠の伝教大師御影供献茶が厳かに執り行われました。
延暦寺は皆さまもご存じの通り、滋賀県坂本の比叡山山頂にあり、延暦寺に向かう道中の山道からでも、眼下に琵琶湖と古都京の街並みを望む、 甚だ素晴らしい景勝地です。
また境内には樹齢数百年を超す大木が数多にあり、運転中にきょろきょろとわき見運転をしながら、窓から見える景色を堪能しました。
時刻、先導の僧侶の後を木津桜斎宗匠、社中、そして、式衆、最後に昨年第257世天台座主になられた、森川宏映座主が一列になって一隅会館から大講堂お練りが行われました。途中、周りには手を合された参列や観光の方々もおられ、身の引き締まる思いでした。
宗匠の献茶が始まると、社中は供物の伝供をさせて戴き、1つづつ取り次ぎの僧侶によりお渡しし、供物が須弥壇に供えられました。
その後、宗匠が心を込めて点てられた御茶が恭しくお供えされました。
御献茶が終わると、式衆による天台声明を以って、伝教大師への祈りと法要が執り行われました。法要終了後、再び一列になって大講堂から一隅会館へ戻り、森川猊下が、今回の献茶奉仕の労をねぎらわれ、桜斎宗匠に感謝状を手渡され、本年度の献茶奉仕を滞り無く終えることができました。
個人的な事ですが、今回の献茶奉仕、桜斎宗匠のお点前を明るい場所で、それも近くで拝見出来た事と、初めて延暦寺の天台声明を聞く事が出来た事はとても嬉しく、非常に貴重な経験になりました。
桜斎宗匠と私たち社中はその後、大書院でお斎のお蕎麦をいただきました。この大書院の作庭は昭和3年に聿斎宗泉宗匠がされておられ、またまた縁の深さに感じ入り、何度も感動した一日でした。
桜斎宗匠、社中有志の皆さま本当にお疲れさまでした。
楽しい一日をまた過ごさせて戴き、感謝しております。
有難うございました。

卜翠会 社中 森田匡幸


聿斎が設計・施工をしている比叡山延暦寺 大書院庭園の詳細は、卜深庵点描「比叡山延暦寺 大書院庭園」を参照下さい。





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