木津宗詮4月25日読了時間: 2分424日 稽古場の床本日の祇園稽古場は、木津家3代聿斎宗泉と南画家の小室翠雲の合作になる竹筍図です。花は苧環と小手毬、黒臘梅を安南染付花入に入れました。 聿斎と翠雲との合作が数点残されています。聿斎の花押からは40代の作のようです。翠雲は「添筍翠雲(印」」と書き添えていて、はじめに聿斎が中央に...
木津宗詮3月30日読了時間: 1分3月14日 稽古場の床23代聿斎宗泉の竹画讃を掛け、安南染付花入にクリスマスローズを入れました。 そのかけかおらか世界や雀の子 露真 (印) 取り合わせの良いもの、調和して絵になるものとして松に鶴、梅に鴬などがあります。竹に雀もそのひとつです。...
木津宗詮1月30日読了時間: 1分1月29日 稽古場の床三重県のさる団体の稽古始めです。毎年私が濃茶を練ります。床には初代宗詮の烏画賛を掛けました。花は西王母と白梅を大樋焼の花入に入れ、書院に道志作で大綱和尚の書付になる藤村庸軒好みの梅絵香合を飾りました。 大福や いたゝく手にも 神烏 宗詮(花押)
木津宗詮2023年12月29日読了時間: 1分長閑初代松斎宗詮の「郡宛書状」を掛けました。 昨今存外長閑ニ 相覚へ申候然ハ 南紀ゟあさり貝 任到来進上仕候 當年 □にて風与 浅利とる 人や 目出度 年の くれ 可笑〳〵 かしく 卜深庵 朧廿九日 郡様 尚々御令室様へ りうゟ 宜敷申し上呉候様 申候かしく...
木津宗詮2023年12月16日読了時間: 1分12月5日 稽古場の床上田耕甫の木兎の絵に3代聿斎宗泉が着賛しています。丹波焼の花入に紅白の椿と照り葉をいれました。 目はかりや 光る夜空の 森のかけ (花押)
木津宗詮2023年10月20日読了時間: 1分10月19日 稽古場の床1本日の奈良の稽古場の床は、初代松斎宗詮の中潜画讃です。藤袴、野紺菊、犬蓼、秋明菊、蔓桔梗、秋海棠、白の水引草を讃岐産の魚籠に入れました。 落ち栗の おとおもしろし 中くゝり 詮(花押)