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4月21日 稽古場の床
本日の稽古の掛物は、裏千家5代不休斎の「猿回し」画讃です。花は唐椿に小手毬を伊賀焼耳付花入に入れました。 いとなみに まはさるゝのも 廻るのも まはりもちにて 世はたつたかな 千与三郎(花押) 営みというものは回されるのも回るのも、所詮はお互いに回り持ちで世の中成り立ってい...
木津宗詮
2024年4月21日読了時間: 1分
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4月18日 稽古場の床2
自宅稽古場の掛物は賀茂季鷹自画賛になる朧月図です。細川護光作伊賀焼筒花入に赤玉椿と小手毬を入れました。 佐保姫の霞の袖につ丶みても にほひこほる丶春夜月 春を司る女神の佐保姫(さほひめ)がいくら衣の袖に包んでも、包みきれないのが春の月の美しさと気品です。...
木津宗詮
2024年4月18日読了時間: 1分
閲覧数:18回
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4月18日 稽古場の床1
本日の奈良稽古場の床は、明治の御歌所寄人(おうたどころよりゅうど)の須川信行賛になる望月玉溪画「蝶図」です。紫蘭を雲鶴青磁花入に入れました。 ただ一つ遊ぶと見えし花影の 蝶は二つにいつなりにけむ 一匹の蝶だと思っていたところ、実は二匹の蝶が重なって花の間を飛んでいたのです。...
木津宗詮
2024年4月18日読了時間: 1分
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4月15日 稽古場の床
本日の大阪稽古の掛物は江戸時代中期の公家岩倉具選(ともかず)の嵐山画讃です。鳴子百合とクリスマスローズを竹一重切花入に入れました。 みよしのゝ吉野の はなにくらべても たぐひあらしの 山桜哉 今年は桜の開花がとても遅かったたですが、4月に入り急に暖かくなり一斉に咲きました。...
木津宗詮
2024年4月17日読了時間: 1分
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永楽妙全作 倣乾山雲錦茶碗
古今和歌集」の仮名序に、「秋の夕べ竜田川に流るるもみぢをば、帝の御目に錦と見たまひ、春のあした吉野の山のさくらは人麿が心には雲かとのみなむおぼえける」とあり、古くから桜花を雲として、紅葉を錦にたとえています。それを図柄にした雲錦は茶碗をはじめ水指や鉢などに描かれ春秋に限らず...
木津宗詮
2024年4月2日読了時間: 1分
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4月1日 稽古場の床
江戸時代後期の公家飛鳥井雅光賛・小倉豊季画「柳桜図」です。 あをやきの 糸にもかけて 匂ふなり 場は桜の 花のゆふはへ 場(にわ)とは蹴鞠を行う鞠庭のことです、四隅に懸かり木または式木(四季木)として松・桜・柳・楓の双生樹を植えます。「匂ふ」はにおいを鼻に感じるという意味の...
木津宗詮
2024年4月1日読了時間: 1分
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3月17日 稽古場の床
一啜斎筆になる道歌を掛けました。加茂本阿弥と西王母・山茱萸を一指斎の竹置筒「竹の葉山」に入れました。 すくなるも又曲れるも おしゑ草茶湯に ふたつ無きとこそ しれ 枝雲庵宗守(花押) 真っ直ぐにありのままに教えるのも、曲がった素直でない教えも、どちらも茶の湯の教えです。まっ...
木津宗詮
2024年3月30日読了時間: 2分
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3月11日 稽古場の床
加藤千蔭の短冊「春風解氷(しゅんぷうこうりをとかす)」です。信楽焼の旅枕花入に木曽路椿とサンシユを入れました。 春風解氷 こほりゐし細たに河もはるかせに とけて百たのおひとみゆらん 千蔭 春風が小さな細い谷川の氷を溶かし、その水がたくさんの田んぼに流れ込んでまさに帯のように...
木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 1分
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3月16日 稽古場の床
一啜斎筆になる道歌を掛けました。加茂本阿弥と西王母・山茱萸を一指斎の竹置筒「竹の葉山」に入れました。 すくなるも又曲れるも おしゑ草茶湯に ふたつ無きとこそ しれ 枝雲庵宗守(花押) 真っ直ぐにありのままに教えるのも、曲がった素直でない教えも、どちらも茶の湯の教えです。まっ...
木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 2分
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2月4日 稽古場の床
国学の三大人のひとり契沖の詠草「年内立春」です。花は木曽路と梅と水仙を竹一重切花入に入れました。 年内立春 さきてまついかきの梅に大としの 神のいさめぬ春やこゆらん 契沖 梅は春の花でありながら、まだ正月がきていないというのに神聖な斎垣の内で開花しています。大歳神も梅には新...
木津宗詮
2024年2月6日読了時間: 1分
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素晴らしい時 楽しみはまだ半ば
一昨日、多くの皆さんのおかげでようやく今年の点初を無事に終えることができました。終了後、家に道具を持ち帰り。型付けを最後まで手伝ってくれた社中と祝いの杯をあげて盛り上がりました。本当にありがとうございました。 本当に素晴らしいひとときでした。...
木津宗詮
2024年1月29日読了時間: 2分
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