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10月22日 稽古場の床
本日の掛物は、松平不昧公の賛になる狩野伊川院の槙立山を掛けました。名残ということで宗全籠に秋草種々をいれました。 淋しさハその色としも なかりけり槙立山の 秋の夕くれ(印) この歌の作者寂蓮は。淋しさというのは特にその色で感じるわけではなく、槙が立つ山の秋の夕暮れに感じると...
木津宗詮
2023年10月23日読了時間: 2分
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10月23日 稽古場の床
本日は旧暦9月9日重陽です。重陽は菊の節句として菊の着せ綿や、菊酒などで一般的です。 重陽では登高(とうこう)という厄払いも行われました。登高とは重陽の日に山に登って災厄をはらう行事をいいます。そのはじめは中国清代に書かれた北京の年中行事を記した『燕京歳時記』に、...
木津宗詮
2023年10月23日読了時間: 3分
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跡見花蹊と得浅斎の交流
『跡見花蹊日記』には、茶の湯以外での花蹊と得浅斎との交流が多く認められている。文久元年(一八六一)の六月十五日の項には、次のような記述がある。 私、木津さまへ参り、お千枝さまの舞ノ地 致し、暫遊んで帰り候 お千枝とは明治十二年(一八七九)に亡くなった遊心と考えられる。この日...
木津宗詮
2023年8月27日読了時間: 8分
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8月16日の稽古場の床
今日の稽古の掛物は江戸初期の公卿飛鳥井雅章(あすかい・まさあき)の短冊「夏草」です。花は芙蓉と矢筈薄をタイ土産の籠に入れました。 夏草 しけるとてはらひし庭の夏草は なへての秋の花にをくれむ 雅章 生い茂るので切り払うけれども、夏草は次から次へと生えてくるので秋の草花よりも...
木津宗詮
2023年8月19日読了時間: 1分
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8月2日 稽古場の床
昨夜の稽古の床は平瀬露香筆になる短冊「夏月易明」。花は時計草を瓢籠にいれました。 夏月易明 うたゝねに其すゝしさをみる程も 月におくれて覚る夢哉 貞英 夏の月が涼しい光を放ちます。夏の夜は短く、うたた寝をしている間に夜が明けてしまい、あっという間に夢から覚めてしまいます。...
木津宗詮
2023年8月3日読了時間: 4分
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7月6日 稽古場の床2
夜の稽古の床は、飛鳥井雅威賛になる土佐光貞の梶鞠図を掛けました。極彩色の色絵ということで、花は書院に飾り、菖蒲と萩・紫陽花・矢筈薄を時代の置籠に入れました。 幾千世の秋も かはらし 天河 こよひ あふせの 庭の梶鞠 雅威...
木津宗詮
2023年7月6日読了時間: 1分
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7月6日 稽古場の床1
お昼の稽古の床は、江戸時代前期の江戸幕府御用絵師狩野常信の牽牛織女図です。 狩野尚信の子で木挽町狩野家2代目。はじめ父尚信に画を学び、父没後は狩野探幽に師事したとされています。江戸城や禁裏なの障壁画制作に参加し、紫宸殿の「賢聖障子」わ描き、幕府が朝鮮国王や琉球国中山王に贈っ...
木津宗詮
2023年7月6日読了時間: 1分
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7月4日 稽古場の床
本日の床は「春日権現記」二巻・寛治御幸事写。春日大社職員の賓客接遇の稽古をしました。
木津宗詮
2023年7月4日読了時間: 1分
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6月8日 稽古場の床 2
江戸時代後期の公家千種有功の「蛍」の詠草を掛けました。床柱に鉄仙と蛍袋を蛇籠。 正三位有功 とふほたる舞 しと はかり見すく すハ おもひなきみの うへにこそ あれ
木津宗詮
2023年6月8日読了時間: 1分
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