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12月13日 稽古場の床
本日の祇園稽古場の床は、劇聖と謳われた9代目市川団十郎の長女2代翠扇の勧進帳の画賛です。弁慶が勧進帳を読む姿を描き、その台詞の「其徳廣大無量(そのとくこうだいむへん)」を賛として認めています。花は西王母と臘梅を安南染付の花入に入れました。...
木津宗詮
2023年12月13日読了時間: 1分
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12月6日 稽古場の床
近衛前久「述懐一に非ず」の詠草を床にかけました。伊万里の徳利に神楽椿と臘梅を入れました。 述懐 非一 杉 おやをおもひ 子を あはれむも とりとりに くらへくるしき物にそ 有ける 近衛前久「述懐一に非ず」という題で、杉というのは前久の一字名です。述懐とは心の中の思いをのべる...
木津宗詮
2023年12月12日読了時間: 2分
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12月11日稽古場の床
本日の稽古場の床は、愈好斎の賛になる服部春陽画鴟鵂(しきゅう・みみずく)図です。鴟鵂、すなわち木兎(みみずく)は冬の季語として俳句に詠まれる鳥です。常盤山楂と寒菊を竹一重切花入に入れました。なお、服部春陽は愈好斎の門人で、川村曼舟・小村大雲・庄田鶴友・春挙門の四天王で間雲子...
木津宗詮
2023年12月11日読了時間: 2分
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三笠の山に出でし月かも
天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも 阿倍仲麻呂
木津宗詮
2023年12月7日読了時間: 1分
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薏苡仁湯(よくいにんとう)
薏苡仁湯(よくいにんとう)は、ツムラの漢方薬で知られていますが、薏苡仁糖菓子として八代で売られています。 そもそも肥後国(熊本)八代城主で利休七哲の一人である細川忠興(三斎)が、ハトムギのおこしを作らせたことに始まります。ところが約50年前に製造が途絶えたそうで、それを惜し...
木津宗詮
2023年12月6日読了時間: 1分
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二十四孝(にじゅうしこう)
「二十四孝」とは、中国において後世の範として古来有名な孝子24人をいいます。五帝の一人虞舜(ぐしゅん)・漢の文帝・曽参(そうしん)・閔子騫(びんしけん)・仲由・董永(とうえい)・剡子(えんし)・江革(こうかく)・陸績(りくせき)・唐夫人(とうふじん)・呉猛(ごもう)・王祥(...
木津宗詮
2023年11月28日読了時間: 2分
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今日は最も大切な日のひとつ!
元大徳寺僧堂師家川島昭隠老師の「大燈国師五条橋下図」です。 乞者堆裏 被席生擒 依貪甘瓜 乞者(こつしゃ)堆裏(たいり) 席(むしろ)を被(かぶ)り生擒(せいきん)せらる 甘瓜(てんか)を貪(むさぼ)るに依って 髭を伸ばし乞食のような貧しい身なりで眼光するどい大燈国師は右手...
木津宗詮
2023年11月22日読了時間: 2分
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茶篩箱(ちやふるいばこ)と茶篩
茶篩箱(ちやふるいばこ)と茶篩です。 茶篩箱は茶臼(ちやうす)で碾茶(てんちや)を挽(ひ)いた時にきめの荒い茶を篩う道具です。長方形の桐の蓋つきの箱に金網を張った掛子(かけご)が入っていて、鞴(ふいご)に似た手がついています。金網の張られた掛子に茶を入れ、蓋をして手を動かす...
木津宗詮
2023年11月20日読了時間: 1分
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