木津宗詮4月27日読了時間: 1分時雨桜愈好斎書付になる月輪寺の時雨桜茶杓です。 3年前に家内と見に行きました。月輪寺は愛宕山の東山腹にあり、月輪関白九条兼実が隠棲した地です。兼実は法然上人に深く帰依して円澄と号しました。法然上人と弟子の親鸞上人が流罪となる際、同寺で兼実との別離を惜しみ、それぞれの木像を刻んで形...
木津宗詮4月17日読了時間: 1分錦の帯花びらの絨毯です。以前は観光客もいない隠れた穴場でしたが、いつのまに観光客てわいっぱいになりました。毎年静かに行く春に思いを馳せる場でしたが、もうここもダメになってしまいました😓 愚詠一首 散る花にせきとめられて一すぢの 匂ふ錦の帯となるらん
木津宗詮1月23日読了時間: 1分寒時込み二十四節気の24番目は大寒です。小寒から数えて15日にあたり、この日から立春までの15日間が一年で最も寒い時期とされています。一般的には1月20日の今日を大寒といいますが、天文学ではその瞬間を大寒とします。ですから1月20日3時9分が大寒なのです。 『暦便覧』では、...
木津宗詮1月10日読了時間: 2分丹頂丹頂は学名を「Grus japonensis」といいます。「japonensis」は「日本産の」という意味で日本を象徴する鳥になっている。古来、丹頂はその清楚な体色と気品のある体つきにより特に神聖視され、瑞鳥とされてきました。吉祥の象徴として、学や美術のモチーフに多用されて...
木津宗詮2023年12月3日読了時間: 1分有明の空有明の空に昇る月のことをいいます。夜が明けかけても空に残っている月。本来は十六夜以降の月の総称で旧暦16日以後の月をさします。別名「二十日余りの月」ともいいます。 秋霜 ことわりに過きても寒し長月の 有明の月にしもやかゝらん 幕末の歌人香川景樹の短冊「秋霜」てす。...