木津宗詮2023年5月23日読了時間: 1分水仙柏餅一般的に柏餅は平たく丸形にした上新粉の餅にこし餡または粒餡、味噌餡餡をはさんで二つ折りにし、カシワやサルトリイバラの葉などで包んだものをいいます?この柏餅は数にこし餡がはさまれています。
木津宗詮2023年5月22日読了時間: 1分宴会かつてはこんなものすごい宴会があったのです。コロナの影響も大ですが価値観が本当に変わってしまいました。もう2こうした光景は見ることができなくなってしまいました。
木津宗詮2023年5月20日読了時間: 1分5月18日 稽古場の床2大綱和尚の詠草「茶」を掛けました。花は鞍馬のおばさんから石楠花をいただき時代の籠花入に。 茶 しつかなる世を楽みて天下 何国にるも宇治のわか草 紫野大綱 ようやく新型コロナ禍も落ち着いたようです。まだまだ戦争や物価の高騰などもありますが旧に復してきた感があります。一日も早く...
木津宗詮2023年5月18日読了時間: 1分神饌以前、いただいた葵祭の上賀茂神社のお下がりの賀茂茄子と大蒜(ニンニク)です。賀茂茄子は初物とのこと、大蒜はとても大きいです。大蒜は神饌として神に供えるのはとても珍しいです。そもそも大蒜は「五葷」の一つです。五葷とは仏教で臭気が強く、これを食べると淫欲や憤怒が起こるとして食べ...
木津宗詮2023年5月17日読了時間: 1分お下がり葵祭・賀茂祭のお下がりをいただきました。床に3代宗泉の一行「神」を掛け、その正面に上賀茂神社の遷宮記念の直会盆な葵桂を載せて飾りました。 平安絵巻さながらの路頭の儀は新型コロナのために取りやめとなりましたが、神社で勅使参向の社頭の儀は例年通り斎行されました。天皇陛下からの御...
木津宗詮2023年5月11日読了時間: 1分明恵上人大徳寺の大綱筆「栂尾明恵上人」です。 栂尾明恵上人 大綱敬書(印) 明恵は鎌倉時代の華厳宗僧で、華厳宗興隆の志を起し,東大寺や神護寺などで修行し、栂尾(とがのお)に高山寺を開き、華厳の中興といわる名僧です。 明恵上人は建仁寺の栄西禅師が宋(中国)から持ち帰った茶の実を譲られ...
木津宗詮2023年4月25日読了時間: 3分創業194年私は豆腐や油揚げ・厚揚げ・飛龍頭が大好きで、見知らぬ豆腐屋を見つけるとついつい買ってしまいます。 今日もたまたま油小路椹木町で入山豆腐店という店を見つけました。昔ながらに竃で大豆を炊いて豆腐を作っている店です。ご主人にいろいろと豆腐作りについて話を伺いました。創業文政12年...
木津宗詮2023年4月24日読了時間: 1分銭茶先日韓国の魯先生にかつて韓国で作られていた銭茶を再現したものをいただきました。陸羽の『茶経』にある団茶の製法とほぼ同じものです。ただし韓国の銭茶は火で炙って沸騰した薬缶の湯にに入れて飲まれていたものです。 今回私もかつての製法をもとに作ってみました。木臼は手元の摺鉢、形を作...
木津宗詮2023年4月21日読了時間: 1分荘子京都鶴屋の「荘子」です。黒いこし餡種を黄色いこなしで包み、上にいも餡で型で抜いた蝶をのせた春らしい菓子です。こなしは少し歯ごたえがあるのに口どけがよく、中の黒餡 と合わさると小豆の風味を感じる事できます。 荘子(荘周)は中国の戦国時代の宋国生まれた思想家で、いわゆる諸子百家...
木津宗詮2023年4月2日読了時間: 1分春宵先日、お手伝いした外国の方に茶の湯を紹介する茶席で差し上げたオリジナルのお菓子です。欧米の方の好みをリサーチして、春爛漫の風情を表し、銘を「春宵」としました。
木津宗詮2023年3月26日読了時間: 2分春雨江戸中期の公家烏丸卜山(光胤・みつたね)の懐紙「春雨」です。「卜山」は光胤が入道したのちの号です。 日を経れば咲きそうもげに春雨の 恵みを木々の花の父母(かぞいろ) 春雨とは、春に降るやさしい雨のことをいいます。ようやく寒い冬が終わり、万物に春の陽気が満ち、人の心も朗らかに...
木津宗詮2023年3月25日読了時間: 1分手向けの花本日3月16日は旧暦2月25日で、菅原道真公の御命日です。 北野天満宮では道真公を宥(なだめる)と音の通じるということで菜種の花を供え「菜種御供(なたねのごく)」として催されていたのを、明治以降、新暦2月25日に菜種のかわりに梅の花を用いて「梅花御供(ばいかのごく)」が行わ...
木津宗詮2023年3月14日読了時間: 1分銭茶・青苔茶昭和15年に刊行された、諸岡存・家入一雄著『朝鮮の茶と禅』によると、かつて朝鮮・韓国で「銭茶・青苔茶」という団茶が全羅南道で作られていたとあります。 5月ころに柔らかい茶葉を摘み、蒸器で葉を蒸します。その葉を釜に入れて両手で箸を一本ずつ持ってかき混ぜながら炙ります。葉が完全...