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執筆者の写真木津宗詮

7月13日 稽古場の床

土佐光貞画祇園祭榊台図です。花入に見立てた魚籠に宗旦木槿、檜扇水仙、河原撫子、薄荷、風船葛を入れました。

毎年7月17日の祇園祭神幸祭で、八坂神社より渡御する神輿巡行の先導を神を迎える依代(よりしろ)榊台が供奉します。古くは、御座ごとにあったそうですが、現在は唯一「豊園泉正寺榊」のみが中御座に継承されているそうです。


以下、豊園泉正寺榊奉賛会の説明版です。

「榊」は神の「よりしろ」として榊台を立て、ここに神をお迎えし、祇園祭の宵宮に祭壇を飾り祀ります。

神幸祭の夕刻には、八坂神社より渡御する神輿・中御座の神霊と合一し、氏子地域内の平安と安泰を祈る神輿の巡行に供奉しております。かつては、神輿三基(東御座・中御座・西御座)各々に榊があったが、現存するのは泉正寺町に伝わる一基のみとなり、豊園泉正寺榊奉賛会の人々の奉仕により、この貴重な伝統行事を受け継いでいます。

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