みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく かすんでる
黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました
何時か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる
私の大好きな童謡の一つ「みかんの花咲く丘」です。終戦直後に生まれた、日本を代表する名作のひとつです。作詞は加藤省吾、作曲は海沼實によります。海沼が指示した流れにみかんの花が咲く情景を盛り込む形で、1番と2番にあたる部分を完成させ、3番は加藤の自らの体験がもとになっているそうです。加藤は海沼の依頼から約30分で歌詞を完成させたのだそうです。
かつて静岡県伊東市を訪れたことがあります。伊豆を散策するとみかんの樹があたり一面にありました。相模湾から大島も眺望できるとのことでこの歌詞の通りです。
向かいの家のみかんの花が咲きました。辺り一面に芳香が漂っています。
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