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団子皿

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

本日から始まる「都をどり」は、明治5年の創始になる祇園甲部の芸妓・舞妓による舞踊公演です。「ヨーイヤサー」の掛け声とともに総をどりで幕が開け、爛漫の春、夏、錦秋の秋、深雪の冬、そして再びの春の花見で幕を閉じる、京の春を彩る華やかな風物詩です。

茶席では団子皿にのせられたお菓子が出され、芸舞妓による点前でお茶をいただきます。戦前、永楽得全が団子皿や茶碗作っていました。20年ほど前にそれを集めていたのを思い出し並べてみました。いろんな手のものがあり、いずれも「都をどり・都踊」と書かれ永楽の印が押されています。「昭和三年御大典奉祝」と書かれ、金で蝶の絵がさりげなく描かれているものもあります。一度も使ったことがないので、3日の平安神宮での観桜茶会で使うことにしました。


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