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執筆者の写真木津宗詮

梅花祭

2月25日は菅原道真公の祥月命日ということで、北野神事奉行松梅院禅隆の菅公図を床に掛けました。



北野天満宮では御祭神をなだめる祭典である梅花祭が行われます。この祭典では、「梅花御供(ばいかのごく)」と呼ばれる四斗の米を蒸し「大飯(おおばん)と小飯(こばん)」・梅の小枝を使った「紙立(こうだて)」が、この日だけ特別に御神前が供えられます。古くは菜種の花を供え「菜種御供(なたねのごく)」と称していましたが、明治以降新暦となり菜種のかわりに梅の花を用いるようになりました。なお、貞明皇后が参拝したことにもとづき皇后陛下の御代拝が行われます。北野神事奉行松梅院禅隆の「菅公図」です。



菅公こと菅原道真公を御祭神として祀る北野天満宮は、明治までは曼殊院 門跡が社務を総轄する別当職を務め、その下に菅原氏の子孫で法体(僧形)の社僧である松梅院・徳勝院・妙蔵院の祀官が代々世襲して祭祀を司りました。その下に神殿への奉仕や掃除などに従事した宮仕、 北野神人がいました。明治の神仏分離令によりいずれも還俗し、松梅院禅隆は吉見資隆と名を改め北野天満宮の神職となりました。

北野天満宮は茶の湯と格別関の深い神社です。天正15年(1587)に豊臣秀吉が北野大茶湯を催し、また神社仏閣における兼茶発祥の地でもあります。梅花祭では、境内の梅苑で上七軒の芸舞妓総出の奉仕により「梅花祭野点大茶湯」が催されます。



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桜葉公として岡山の今在家天満宮の言霊百神展に宮司さんより道先案内神0番目と101番目として菅原道真天神様をGKLプリント画にて描かせて頂きました。日本画書画をベースにデジタルアートとして描かせて頂きましたが、21世紀令和の神話絵伝デス。



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