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執筆者の写真木津宗詮

姫百合

秋日詠秋祝言

    和歌

     為人

姫菊を移して

祝ふ秋の日のかを

りも高き木の芽煮

留伊保

姫菊を移して祝ふ秋の日の

香りも高き木の芽煮る庵

冷泉 為人先生の懐紙です。先鋭は上冷泉家第25代当主で、わたしの大学時代の恩師です。

この和歌は今から20年以上前に、あるお祝いでいただいたものです。

「木の芽煮る庵」、木の芽とはお茶のことで、お茶を煮る庵、すなわち茶室のことをいいます。普通、お茶や茶室のことを歌に詠むときに「木の芽煮る」とか「木の芽煮る庵」を用います。

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