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執筆者の写真木津宗詮

立秋

秋立つ日よめる

秋きぬと目にはさやかに見えねども

風の音にぞおどろかれぬる

藤原敏行

藤原敏行が立秋の日に詠んだ歌です。視覚と聴覚とを対比させて季節の推移に気づかせてくれ、シンプルで透明感のある理知的な歌です。「目には」「音にぞ」という対比が、現実感があり、初秋のさやかな涼風の音に、秋の訪れを実感して驚いているところに、こちらにも涼しい気分を味合わせてくれます!

台風の影響で雲が空を覆い、日差しを遮いて涼しい朝を迎えました、立秋を感じます。


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