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執筆者の写真木津宗詮

なんば茶会

更新日:2020年12月11日

私が主催しているオンライン勉強会である敲茶会の「なんば茶会」を堺市の南宗寺で催しました。南宗寺田島碩應老師の格別のご高配により山内を全面的に開放してくださり、消毒や換気を十分に配慮して茶席を二席設けました。今回の新型コロナ禍による閉塞感を打破する一助になればとの思いでの会でした。

雨に濡れた古田織部作になる庭の趣きはひとしおのもの感がありました。侘茶発祥の地ともいうべき堺での茶会ということで、スタッフはじめご来会の方々に意義深いものを感じていただいたようです。また、社中の大畑さんが初めて釜を掛けるデビュー戦でもありました。とても嬉しいことでした。

今回の新型コロナ禍で公演が困難になった演奏家と舞踊家のみなさんのご協賛もいただきました。社中の川崎さんが茶席の傍でヨーロッパの古楽器リュートをBGMとして品格のある演奏をしてくださいました。みなさんには往時の国際色豊かな「東洋のベニス」と呼ばれた自治都市堺に思いを馳せていただきました。長らく茶会に参加できないということで、ご参会の方々にお喜びいただいたようです。お足元の悪いなかわざわざご参加くださいましたみなさまには厚く感謝申し上げます。

最後に南宗寺田島碩應老大師、ご参会のみなさん、リュート演奏の川崎益彦様、バグパイプ演奏の堀田哲章様、ハーディ・ガーディ演奏の堀田舞様、京舞篠塚流の篠塚瑞桜様、地唄の津塚美葉様、点前の大畑匡正様、竹芸家の三原啓司様、陶芸家の吉田正和様、また水屋をはじめ受付等をお手伝いくださったみなさんに心より御礼申し上げます。



















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