木津宗詮2月28日読了時間: 1分清く世をわたる売茶翁詠草短冊名を賣らむこゝろハあらて木の芽烹るすまひに清く世をわたる也売茶翁八十六歳の時の作になる詠草。銀砂子を散らした短冊に、自らの茶は売名のためではなく、清く世を渡るために嗜むのであるという心境を和歌に詠じています。なお、南画家で煎茶習軒流の家元でもあった坂田習軒が、「賣茶翁筆倭歌」と箱書をしています。
売茶翁詠草短冊名を賣らむこゝろハあらて木の芽烹るすまひに清く世をわたる也売茶翁八十六歳の時の作になる詠草。銀砂子を散らした短冊に、自らの茶は売名のためではなく、清く世を渡るために嗜むのであるという心境を和歌に詠じています。なお、南画家で煎茶習軒流の家元でもあった坂田習軒が、「賣茶翁筆倭歌」と箱書をしています。
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