木津宗詮2023年10月20日読了時間: 1分10月17日 稽古場の床家元の稽古のあと春日大社職員の稽古。冷泉為全(ためたけ)の賛になる岩倉具選(ともかず)画になる小男鹿図を掛けました。竹一重切花入に野紺菊と水引草を入れました。霧はれてたちとさやかに 小男鹿乃の月や待らむ 夕ふくれの色霧が晴れて、月を待つ小男鹿の立つ姿があらわになった夕ぐれの情景を詠んだ和歌です。なお小男鹿の「小・さ」は接頭語で特に意味はなく語調を整えて、単に牡鹿という意味です。
家元の稽古のあと春日大社職員の稽古。冷泉為全(ためたけ)の賛になる岩倉具選(ともかず)画になる小男鹿図を掛けました。竹一重切花入に野紺菊と水引草を入れました。霧はれてたちとさやかに 小男鹿乃の月や待らむ 夕ふくれの色霧が晴れて、月を待つ小男鹿の立つ姿があらわになった夕ぐれの情景を詠んだ和歌です。なお小男鹿の「小・さ」は接頭語で特に意味はなく語調を整えて、単に牡鹿という意味です。
Comments